ダイスターグ卿の邸宅
当HPに記載の社名・製品名・システム名等は各社の登録商標もしくは商標です。 コメント・トラックバックはアニメやFMO・大航海時代オンライン関連でない場合は許可しないことがあります。 FMO・大航海時代オンラインプレイヤーのサイトならりんく御自由にどぞ。
The Short Story ~市を愛する者達よ 第17話~
2008/07/24 (木) 19:48:56 テーマ:FrontMissionOnline - ジャンル:オンラインゲーム
このショートストーリーフロントミッションオンラインを題材にしたフィクションです。

オークヒルズ市における爆弾爆発より20日後 15:30 ハフマン島 O.C.U.独立特務機動部隊“Iron Hearts”司令部

リヴァース大佐は自らの司令部へと戻ってきた。
爆弾の爆発シミュレーションはできたか?」
「はい大佐、繁華街等人の集まる所はほぼ網羅しています。」
リヴァース大佐は部下に命じてサーモバリック爆弾が置かれそうな場所と、その爆発範囲・被害の予測を調べさせていたのだ。

「いずれも酷い被害になりそうだが、だが、まだ足らんな。」
「何がですか?」
「この程度の被害なら通常爆弾でも可能だ、わざわざサーモバリック爆弾を使う理由にはならん。」
「しかし、オークヒルズ市内で人の集まりそうな場所は全て検討しましたが、、。」
「オークヒルズ市には地下施設はあったか?」
「デパートの地下売り場はあります、検討結果資料にも入ってます。」
リヴァース大佐はあらためて資料を見た。
「ん、これは何だ、ずいぶん大きな地下施設があるじゃないか。」
「ああ、それはジオフロント計画の施設ですよ。」
ジオフロント計画、、簡単に言えば、地下に人工構造物を作り、そこに住居や工場を作っちゃおうという計画である。
「ここにサーモバリック爆弾が仕掛けられた場合はシミュレートしたか?」
「ええ、ただ、そこの施設自体がまだ大して作られてないもので、空間はあっても実際は岩をくりぬいただけの状態で、しかも無人なんです。
だから、爆発しても大して被害は無いんです。」
「そうか、、ん、、、?」
リヴァース大佐は資料を凝視した。
続きを読む
The Short Story ~市を愛する者達よ 第16話~
2008/07/15 (火) 21:47:00 テーマ:FrontMissionOnline - ジャンル:オンラインゲーム
このショートストーリーフロントミッションオンラインを題材にしたフィクションです。

ノース陸運で見つかった爆弾について私が疑問を抱いていたその頃、別の場所でやはり疑問を抱く人物がいた。

オークヒルズ市における爆弾爆発より20日後 15:20 ハフマン島 ブレイクウッド将軍の執務室

「君は、何が言いたいのかね?」
ブレイクウッド将軍は言葉を発した。
相手は、しかめっ面をして、がっちりとした体格の将校だ。
「ノース陸運で見つかった爆弾はダミーです、このままでは、本物がオークヒルズ市の何処かで爆発することになるでしょう。」
答えたのはダミアン・リヴァース大佐、O.C.U.独立特務機動部隊“Iron Hearts”の司令官だ。
続きを読む
The Short Story ~市を愛する者達よ 第15話~
2008/06/26 (木) 20:36:32 テーマ:FrontMissionOnline - ジャンル:オンラインゲーム
このショートストーリーフロントミッションオンラインを題材にしたフィクションです。

オークヒルズ市における爆弾爆発より20日後 14:40 ハフマン島 ノース陸運本社近辺

私は現場から少し離れたところから双眼鏡で様子を窺っていた。
とは言っても目的はただ一つ、見つかったのが本当に爆弾かどうかである。
運び出される物体を見る限り、資料で見たものと同一に見えるが、、。
恐らくこの後軍の爆弾処理班に引き渡される筈であろうから、そこで確認を取るしかない。

爆弾、らしきものは運び出されていった。


オークヒルズ市における爆弾爆発より20日後 15:20 ハフマン島 バリンデン 強行偵察隊本部

私は一度強行偵察隊本部へ戻った。
続きを読む
The Short Story ~市を愛する者達よ 第14話~
2008/06/23 (月) 20:22:32 テーマ:FrontMissionOnline - ジャンル:オンラインゲーム
このショートストーリーフロントミッションオンラインを題材にしたフィクションです。


オークヒルズ市における爆弾爆発より20日後 14:00 ハフマン島 ニューミルガン ノース陸運本社近辺

私はニューミルガンの「ノース陸運」本社近くまで来ている。
ここが大型トレーラーとクレーンを使用する会社である。
アパートで一通り調べてきたが、表面上は普通の会社だ。
ただ、近年の仕事がオークヒルズの復旧工事関連だけというのが気にはなるが。

大きな駐車場があり、トラックが数台停めてある。
問題の大型トレーラーとクレーンだが、、あった。
いかにも急ごしらえのハンガーに入れてあるようだ。
問題は、あのトレーラーの中身を確認する方法だが、、。
続きを読む
The Short Story ~市を愛する者達よ 第13話~
2007/12/30 (日) 14:21:45 テーマ:FrontMissionOnline - ジャンル:オンラインゲーム
このショートストーリーフロントミッションオンラインを題材にしたフィクションです。

オークヒルズ市における爆弾爆発より20日後 11:00 ハフマン島 バリンデン 強行偵察隊本部

私は「ブレッド」から電子ファイルで受け取った資料に眼を通していた。
その資料には爆弾の威力、大きさ、持ち込んだ技術者や情報部員の人数等が載っている。
持ち出しは出来ないとの事なのでここで丸暗記しなければならない。

私も軍人である以上、爆弾について一通りの知識はある。
試用目的で持ち込んでいる為やっかいな起爆装置等は無いが、威力はかなりのものらしい。
「見つかりさえすれば問題は無さそうだが、、。」
大きさは威力に比例してかかなりのものだ。
実運用に際しては大型機動兵器による運搬が前提と書いてある。
将来的には小型化を視野に入れているらしいが、今回は大きいことが幸いするかもしれない。
大きければ見つけ易いというものだ。

資料の暗記を終えると、私は女性伍長を呼んだ。
「資料廃棄、頼む。」
「了解。」
彼女は端末からデータ消去用のソフトウェアを操作し、電子ファイルを完全に消去する。
続きを読む
The Short Story ~市を愛する者達よ 第12話~
2007/11/21 (水) 22:18:34 テーマ:FrontMissionOnline - ジャンル:オンラインゲーム
このショートストーリーフロントミッションオンラインを題材にしたフィクションです。

オークヒルズ市における爆弾爆発より20日後 10:20 ハフマン島 バリンデン 強行偵察隊本部

私は強行偵察隊本部の受付まで来た。
いつも女性伍長がここに常駐している。
「ベオルブ准尉、出頭しました。」
「准尉、こちらへ。」
そういって女性伍長は私を案内した。
「あれ、隊長室じゃないの?」
「通信室です、こちらへ。」

私は通信室へ向かった。
ここは出動中の強行偵察隊各部隊との連絡を図る部屋だ。
数十人のオペレーター達が働いている。
しかし、女性伍長は通信室とは少し離れた別室に私を連れて行った。
「こちらです。」
「何ここ? 会議室じゃないか。」
女性伍長は扉のカードキーを差込み、さらに指紋認証で鍵を開けた。
扉を開けて驚いたのは、その扉の厚さである。
外からは普通の扉に見えるが、厚さは明らかに5cm以上ある。
中は一応机と椅子、それにディスプレイのある会議室である。

「、、、これが、通信室?」
「極秘通話用の、です、通常は各軍の将官しかお使いになりません、それも本国からの重要通信しか。」
「そんな部屋に何故私を?」
「、、本国からの重要通信にしか使わないと申し上げた通りです、とにかく席にお着きください。」
私は椅子に座って、ディスプレイの方を向いた。
続きを読む
The Short Story ~市を愛する者達よ 第11話~
2007/11/01 (木) 22:08:06 テーマ:FrontMissionOnline - ジャンル:オンラインゲーム
このショートストーリーフロントミッションオンラインを題材にしたフィクションです。

オークヒルズ市における爆弾爆発より12日後 22:00 ハフマン島某所

「それは本当か?」
「ああ、あの腰抜け市長め、この期に及んで我々と手を切るつもりらしい。」
「オークヒルズの我が同胞は踏ん張っているというのに、、。」
「奴も市長職2期目に入って権力の甘い汁の味を忘れられなくなったか。」
「事実を暴露して奴を失脚に追い込むべきではないか?」
「そして我々も仲良く捕まれと言うのか?」
「そうではないが、、。」
「まぁ放っておけ、いずれ報復の機会はあろうて。」

「さて同志諸君、本題に戻ろう、O.C.U.とU.S.N.は我々の存在に気づいたらしい。」
「なら計画はどうするのだ?」
「大して支障にはならん、そもそも爆弾設置反対は手段であって目的ではない。」
「そうだ、我々の崇高なる目的は、、、」
全員一斉に叫んだ。
続きを読む
copyright © ダイスターグ卿の邸宅 all rights reserved. Powered by FC2ブログ